Kinkeshi Collection

ハニワサタンの謎 [キン消しにおける元型と量産型の存在]


まずは三枚の画像を見て欲しい。
二体のハニワサタンであるが右のハニワサタンが一回り小さいのが御わかり頂けるであろうか。
実は右のハニワサタンはホンモノからかたどられた所謂パチモンではなく、
「28BOX」に収録された立派な「ホンモノ」である。
この一回り小さいハニワサタンは右目に斜めに傷が入った状態でモールドされているため
容易に判別できるはずである。
是非お手持ちのハニワサタンを確認していただきたい。
おそらくは左が「元型」成型品、右が「量産型」成型品であろうと推測される。
ご存知のように市場の需要に応えるため、キン消しには複数の金型が存在するのだが(ランナー付き
キン消しにおいてランナーの位置が異なる成型品が存在することがこれを裏付ける)、
その複数の「量産型」を製作するには最初の成型品を生み出す「元型」が必要である。
この「元型」成型品は「量産型」成型品より一回り大きいのが特徴である。
塩ビという材質上、かたどりすると一回り収縮してしまうのがその理由だという。

このように、「元型」と「量産型」の存在が事実であるならば、ある一つの「謎」の答えになるかも
知れない。
「パート30のキン消しはナゼ一回り大きいのか?」という疑問である。

ここからはなおちんの妄想的推論であるが、シリーズ最後であるパート30においては
生産体制そのものが従来に比べ縮小されていて、「量産型」による大量生産が行われず、
「元型」のみによる少量生産体制が敷かれたのではないか、と思う。
よって本来原型より二段階縮小されて出回るはずのキン消したちが、一段階縮小の成型品として
流通したのではないだろうか。謎である。